by HIMAWARI
ムチ打ち
ムチ打ち 脊髄症(脊髄損傷)型
★脊髄症(脊髄損傷)型とは
脊髄実質の損傷により、痛み、しびれなどの症状、四肢・体幹の運動障害、膀胱直腸障害などが生じる病態をいいます。損傷の程度により、完全損傷と不全損傷に分けられます。
<完全損傷>
完全な四肢の麻痺状態になります。多くの場合、骨折や脱臼を伴います。
<不全損傷>
不全損傷は損傷部位によって以下のように分けられます。
①中心性損傷型
脊髄の中心部にある灰白質を損傷することで、上肢の麻痺、手の痛みを呈します。不全損傷で最も多いタイプです。
②半側損傷型(ブラウンセカール)
脊髄の半側を損傷することで、損傷側の運動障害と深部知覚障害、反対側の表在知覚障害を呈します。交通外傷では最も起こりにくいとされています。
③横断性損傷型
脊髄全体が損傷されますが、不全麻痺を呈します。発生傾度は低いです。
★症状
上肢の症状としては、上肢の運動障害、筋力低下、巧緻運動障害(細かい指の動きが必要な運動の障害)、知覚障害などの症状を呈します。完全麻痺では、損傷部の支配する筋肉を動かすことができなくなります。下肢の症状としては、歩行障害、歩行不能、知覚障害などが起きます。さらに失禁、尿閉、便秘といった膀胱直腸障害も起きてきます。
★治療
①急性期(事故~1ヵ月)・・・治療は保存療法と手術療法とがあり、骨や椎間板の損傷、脊髄の圧迫が明らかな場合は手術療法が行われます。
②亜急性期(1~3ヵ月)・・・保存療法と同時に運動療法を中心としたリハビリが開始されます。
③慢性期(3ヵ月~)・・・・・四肢麻痺の場合はリハビリが中心となります。不全麻痺の場合には、社会復帰に向け生活指導なども行われます。
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