by HIMAWARI
交通事故
脳脊髄液減少症
★脳脊髄液減少症とは
脳脊髄液減少症とは、脳や脊髄を衝撃から守る役割をしている脳脊髄液が減少することにより様々な症状を呈する病気のことです。立っているか座っていると激しい頭痛がして横になると改善し、髄液圧を測定すると正常値よりも低く、MRIでは脳を包んでいる硬膜が肥厚していることが特徴です。これらの特徴がそろわないことが多いので見逃しやすい病気でもあります。交通事故の後遺症で苦しんでいる方の中にも脳脊髄液減少症が多く含まれていることがわかってきています。
★症状
脳脊髄液減少症の症状はきわめて多彩です。頭痛、頸部痛、背部痛、腰痛、手足の痛みなど様々痛みがでます。また多くの方は頸部、肩、背部の筋が緊張状態になり硬くなっています。また神経症状では耳鳴り、聴覚過敏、めまい、ふらつき、視力低下、顔面痙攣、嚥下障害、さらに自律神経症状(体温調節障害、胃腸障害など)などが起こることがあります。
★治療
有効な治療法の一つとして自己の血液を硬膜の損傷箇所から注入して、その凝固作用で穴を塞ぐブラッドパッチ法が挙げられます。しかし現時点では、交通事故などによるムチ打ち状態と脳脊髄液減少症発症との関連が詳しく解明されていないため健康保険が適応されません。ただ、近年その因果関係を認める動きが出てきています。
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