by HIMAWARI
交通事故
脊髄損傷 合併症「尿路感染症」
★尿路感染症とは
尿路感染症とは、尿道から有害細菌が侵入することによって引き起こされる様々な障害のことです。健康状態では膀胱の中の尿は無菌で、細菌など感染症の微生物は存在しませんが、多くの脊髄損傷患者の場合は自力で排尿できないため、カテーテル等により導尿を行いますが、このときに細菌が侵入し、尿路内でも感染症は起こることがあります。尿路で生じた感染症を尿路感染症(UTI)といいます。
★症状
尿路感染症の部位により、症状は異なりますが、主症状としては、発熱、腰背部痛、頻尿、排尿痛、血尿、吐き気、下痢などがあります。しかし尿路感染症は特異的な症状がないことから風邪など思われ見過ごされる場合があります。
★治療
尿路感染症と診断され、特に発熱がみられる場合は血液検査で炎症反応を調べます。そして原因の菌を調べます。原因の菌を調べている間は、最も原因菌として多い「大腸菌」によく効く抗生剤を使用します。原因菌がわかればその菌に効果のある抗生剤に変更します。
炎症反応が強い場合は、入院による抗生剤の投与が必要となります。十分な量の水分をとり、尿をたくさんだすことで菌を流しだすことも大切です。
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