by HIMAWARI
交通事故
脊髄損傷 合併症「褥瘡」
★褥瘡とは
褥瘡とは、身体と支持面(ベッドが多い)との接触局所に長期間圧迫がかかり、皮膚組織の循環障害が起こり皮膚や組織が壊死することをいいます。一般的には床ずれとも呼ばれています。脊髄損傷などによる神経麻痺等で、自力で身体を動かすことができず、長期間同じ姿勢で寝ていることにより起こります。一度起こると、治りなくいばかりでなく、本人はたいへん苦痛を伴うことが多いです。
★症状
褥瘡には進行度による分類があります。
Ⅰ度 傷害が表皮にとどまっている状態です。局所の発赤(紅斑)、表皮剥離(びらん)があります。
Ⅱ度 傷害が真皮に及び、真皮までの皮膚欠損(皮膚潰瘍)が生じている状態です。
水泡が形成されることもあり、壊死組織の付着や細菌感染が生じやすいです。
Ⅲ度 皮下組織に達する欠損が生じている状態です。
Ⅳ度 筋肉や骨まで損傷された状態です。骨が壊死して腐骨となったり、骨髄炎や敗血症を併発することもあります。
★治療
進行度によって治療は変わります。軽度の場合は病変部を毎日洗浄し、フィルムなどを使い湿潤を保ちます。また炎症除去や皮膚局所の血行改善が行われます。創に感染がある場合は、消毒が行わることがあります。湿潤療法(消毒しない、乾かさない、水道水でよく洗うを3原則として行う慮法)も行われる場合もありますが、感染や壊死がある場合には、その管理を優先させます。壊死してしまった筋肉や府骨は外科的切除されます。
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