by HIMAWARI
交通事故
網膜震盪症
★網膜震盪症とは
網膜震盪症とは、外傷のうち比較的弱い外力が生じた場合に起こる網膜の白色混濁のことをいいます。網膜震盪症は、視力に影響しないことが多く、受傷してから1~2週間で自然に治ります。網膜剥離などとの区別が必要になります。
★症状
網膜震盪症自体の自覚症状は乏しいのが普通ですが、鈍的外傷により生じる他の障害の症状を合併していることが多いです。網膜の中心部の黄斑部に混濁が及ぶと視力低下が起こることがあります。
★治療
網膜震盪症の多くは治療を必要としませんが、網膜に変性を起こし、網膜機能が低下して回復しないこともあるため、注意深く経過を観察する必要があります。また、前房出血、虹彩離断、外傷性虹彩炎、網膜剥離などの合併に注意が必要です。
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